離婚の事実を説明
シングルマザー(ファザー)は、離婚のことをどのように伝えたらいいのか悩むことがあると思います。
- 真実を言うべきなのか
- 濁して言うべきなのか
- 成長してから言うべきか
今回、僕の経験談。実際に、子供にどのように説明して、どういった教育をしているのかを書きたいと思います。
僕の場合、子供との信頼関係を大事にしたいので、子供に隠さずに事実を話しました。
- お母さんは、もう母親として生きていく気持ちがないから、母親をやめた。
- お母さんは、離れて暮らすことになったから、家族じゃない。
- お母さんは、普通のお母さんじゃない。普通のお母さんはこうならない。
- お母さんは、産みの親だけど育て親ではない。だから、もうお母さんじゃない。
どういった母親をやっていたのかは、下記の記事に書いています。
最初に メンヘラ女(嫁)と結婚したら、不安なことってありませんか? 本記事では、僕が実際に経験した「メンヘラ女」との結婚から離婚までの話を書いています。 「メンヘラ女」とお付き合いや結婚[…]
そして、僕は娘と、親子で存在を忘れるために、「母=怪物」という扱いにしました。
嫌なものは嫌と、写真も残さずに、記憶の外に追い出すことにしました。
僕は、正直に子供に伝えて、母がいないことは不幸ではないと教える選択しました。
子供(3歳)の影響
結論、真実を伝えたところで、離婚や母親に興味がありませんでした。
僕は、子供が3歳半のときに離婚をしました。
父と娘なので、子供が男の子であれば、母親への愛も違ったかもしれません。
興味がない理由は、思い出が記憶に残っていないからです。
3歳の子供は、3歳よりも前のことを、あまり覚えていないことも1つあります。
また、僕の場合は、元嫁の育児放棄もあったので、懐いていなかったというのもあります。
そして、僕から伝えた内容も、子供からこう返ってきました。
「お父さんがいたら、それでいいよ。2人で協力していこうね。今度は、キレイな新しいお母さんが来てほしいね。」
子供が、元嫁のことを「お母さん」と呼ぶことはありませんでした。
また子供が、小学生や中学生などの思春期に、離婚をする場合は、話が別になってきます。
一定の年齢になると、思い出も多くある分、とても辛いと思います。
また、7歳~15歳という年齢は、感情のコントロールがうまくできない。荒れたり、引きこもりになり兼ねません。
だから、思春期の子供がいるにも関わらず、離婚を決断した場合は、親の行動が遅すぎる。
自立させる教育
離婚は、かわいそうとか、ネガティブな意見も耳にするが、子供にとって自立できる環境を作れます。
シングルマザー(ファザー)の場合、親が家の中で困っても、助けてくれる人は誰もいません。
だから、親の負担を軽減させつつ、子供も自立させていく必要があり、親の負担が減ることで、また子どもにも還元することができます。
親は1人なので、あれもこれもやらないといけないと抱え込み、散らかす子供に八つ当たりしないようにしましょう。
僕は、4歳の子供(女の子)に、自分だけの部屋を与えました。子供は、自分の部屋で以下のことをやっています。
- 自分の服を畳んだり収納する作業
- オモチャの管理と整理整頓
- 保育園に来ていく服の選び
- 定期的にお部屋を掃除する
これを4歳の子供がやっています。いずれはやらないといけないことなので、早い段階から教えています。
女の子として、部屋をキレイにすることを、教えています。
そして、他にも自立してもらうために、様々なことを教えました。
- 食べた後、食器は流しに持っていくこと
- お菓子の袋など、ゴミはすぐに捨てること
- 残した物は、放置せずに冷蔵庫に戻すこと
- 各部屋の明かりは、無駄につけっぱなしにしない
- 家に入ったら、すぐにカギを閉めること
- 脱いだ服は、ランドリーボックスに入れる
などなど…
子供にはまだ難しく、僕がすべきことだけをやっています。
おかげで、僕の負担も軽減されましたし、子供も「できた!」と、自分の成長を楽しんでいます。
両親がいる場合は、どちらかが子供のことをやるので、子供がやらないことは多く出てきます。
子供も、どうせ親がやってくれるからと、なかなかいう事を聞きません。
離婚したことについて、子供に事実を話したことで、子供なりに状況を理解します。
そして、離婚でシングルになることは、デメリットよりもメリットが大きい。
他の子よりも自立させやすいというメリットがあります。