最初に
メンヘラ女(嫁)と結婚したら、不安なことってありませんか?
本記事では、僕が実際に経験した「メンヘラ女」との結婚から離婚までの話を書いています。
「メンヘラ女」とお付き合いや結婚を考えている方への参考になればと思います。
恋愛編
凄まじい愛への依存
2014年の春。僕も彼女もそれぞれの実家に住んでおり、同じ職場で出会い、付き合っていました。彼女は、僕と付き合ったその日から、実家に上がり込んでしまい、僕の家族と生活を始めだしました。
その日に付き合った彼氏の実家に、いきなり住み始めるって凄くないですか?
僕は、「帰らないと親が心配しているんじゃないか?たまには帰ったら?」と言ったこともあります。しかし、僕の言葉は通じず、着替えを取りに帰ることはあっても、ちゃんと帰ったことはありません。
メンヘラ女の特徴で、恋愛関係となった男に依存するという特徴があります。
奴隷扱いでも愛を感じれたらOK
彼女は、同じ職場の仕事とは別で、スナックでも働いていました。
終電が間に合わず、僕の実家に帰れないからという理由で、「自転車で往復40分も掛かる距離を、夜23時半に週4で迎えに来てほしい」と言われました。※自分の実家への終電には間に合う。
連れて帰ったら、深夜0時なので、めっちゃしんどいです。それでも、彼女が大事だったので、僕も頑張ることができましたが、自分も仕事終わりで、次の日も仕事があります。
もし、そのお願いを無視したときは、LINEの着信履歴が凄いことになります。また、メンヘラ女は、相手が奴隷のようになっていても、辛そうでも全く見えていません。
奴隷のように頑張っている相手の姿も、自分への愛情だと思っています。
そんなに大変な思いをしてまで、私のことを思ってくれているんだ。彼から愛を感じるみたいな。
忘れないリスカ現場
彼女の母親は、個人経営の居酒屋で働いており、彼氏を紹介するということで、彼女と母親が働く居酒屋に行った。そして、帰るときにお酒をお土産として頂いた。
深夜0時、僕は実家の玄関まで帰ってきた。もちろん、メンヘラ女である彼女も横にいた。カギをカバンから取るときに、誤って袋に入った酒を落として割れてしまった。
僕「あちゃ~やってしまった。。。」
彼女「大声で大号泣」
僕「おいおい、何時だと思ってんだ、近所迷惑やろ」
彼女「は?申し訳ないって思わんの?ふざけんな!」
僕「思ってるけど、時間が時間だから静かにして、頼むわ。」
彼女「やっぱ、思ってないやんけ!!大号泣。」
僕「いいかげんにしろや、おまえみたいに、わけわからん奴はどうだっていい。もう好きにしろ。」
と暴言を吐きつつも、なんとか宥めて家に入ったわけです。ほんと、しょーもないですよね。そして、お互い疲れて寝てしまったんです。普通なら後で仲直りして終わりって流れになりますが、俺らの場合はそうではありません。
朝、僕が目を覚ましたら、横にいるはずの彼女はいません。部屋のどこにもいない様子。。。僕の部屋の隅に「血のついたハサミ」が落ちていました。
こんな体験したことがなかったので、背筋が凍ったのを覚えています。
その後、外で探し回って見つけたところを保護しながら彼女と帰宅。すぐ手首を見たら、過去のリスカ跡の上に、新しい傷跡がありました。
守ろうと思っていたのに、なんでこんなことに。。。と思ったし、衝撃の現場だったので、今でも鮮明に覚えています。
結婚編
あの事件から、僕も気を付けるようにして、しばらく平凡な生活が続きました。
ある日、彼女から妊娠したことを告げられます。
僕は、いつかはできると思っていたし、とくに驚くことはありませんでした。代々、僕の家系は、男ばっかりだったので、子供の性別が、女の子と聞いて逆に喜んだほどです。
あのリスカ事件から、とくにメンヘラな感じはなくなったことと、彼女も産む決心をしたことから、結婚する方向で話を進め始めました。
2015年4月7日。出産予定の1か月前に結婚。俗に言う「授かり婚」になります。
出産後の生活
出産後
無事に子供は産まて、母子共に退院。その後、嫁の実家から、徒歩5分のところにある賃貸マンションに住み始めた。「初めての子育てが不安」という嫁の希望を優先した。
僕が、子供がいる家庭から、産後うつの話を聞いていたから以下の対策をとっていた。
- 平日、僕が帰宅した後、嫁を外に遊びに行かせる。帰宅時間は自由。
- 休日は朝から育児と家事を担当し、終わったら子供と僕の実家に行く。嫁は完全に休み。
- 平日、好きな酒やレディースの服を持って帰る。※当時、僕はアパレル企業の管理者
これで、産後うつは、なんとか回避できたと思っています。
出産から1年
1年が経ち。子供は、保育園に入園することになり、嫁も仕事に復帰。そして、生活環境も変わった。
- アプリ検証の契約社員。食費を担当。
- 子供の保育園の送り迎えを担当。
- 買い物や夕食を作り、洗濯物を干す。
- 全て終わるとゲームを始める。
- アパレル関連の正社員。
- 食費以外の生活費を担当。
- 帰宅後、子供と遊び、お風呂、寝かしつ担当。
- 寝かした後は、1人でお酒。
僕は、一人暮らしを7年もやっていたので、家事は苦とは思わかった。しかし、妻が、「家事の手伝いはいらないから、子供を見ててほしい」と言うため、家事は手伝わずに、子供の面倒を見るようにしていた。
理想と現実
嫁は、家事などやることやったら、PS4でゲームをする生活。
僕は、子供と遊び、風呂、寝かしつけまでやり、お酒を呑みながら一人ぼっちで過ごす夜が多かった。
理想は、もっと嫁とバカな話から真面目な話までしたかったが、僕が話しかけても「ふ~ん」「へ~」「そっか」と無関心で覇気のない言葉が出てくるため、スマホでゲームをやっているのか知らないが、邪魔をしているように思えたのもあり、次第に話しかけなくなった。
現実は、嫁のかつての恋愛依存は既に消滅しており、もう夫婦の会話はなかった。淡々と家事をする嫁を見て「家政婦」に見えてきた。異性同士で、会話も肉体のコミュニケーションもなければ、ただの同居人。
家族とのコミュニケーションより、オンラインゲームのフレンドが優先。不特定多数のボイスチャットでコミュニケーションすることが優先されていた。
メンヘラ嫁は、恋愛依存からFPS依存症になっていた。
挙句の果てに、母親に甘えようと歩み寄る1歳の子供に対して、オンラインバトルが負けそうになるからと突き飛ばす始末。僕は、倒れた子供を慌てて抱き抱えて、「他人の前に、夫と子供と向き合え」と一喝した。
ゲームは、もともとは僕が所有していたもの。少しでも気が変わってくれるならと、嫁に黙って貸していたが、あまりにも酷いのでPS4本体を売ってやった。でも、嫁は懲りず、友達からPS4を借りてきた。
もうゲーム依存症の末期だなと思った。
僕の方が母親をやっていたと思うし、もう自分のことしか考えていないわけだが、この時点では、まだ離婚は考えていなかった。
引きこもりの嫁
寝るorゲームしか頭にない嫁は、家族で出掛けようと何度か誘ったが、応じてくれなかったため、いつも僕と子供だけで外出。
子供と遊びに行くと、当たり前のように親はカメラマンに変身する。笑顔をとりまくる。ある日、スマホのギャラリーを懐かしさを感じながら見ていると、どの写真にも嫁の姿はなかった。
このままでは、家族3人の思い出が増えないことを気にした僕は、嫁に家族となぜ外出しないのか理由を聞いてみた。すると、こう返ってきた。
嫁「まだ、付き合っている頃、あなたは、私を置いて先に帰ったことがあったから」
僕は、理由に飽きれながら、2年前の話が出てきて、びっくりした。
女性は、メンヘラに限らず、過去を引きずる人が多い。一方で、男性は、過去を振り返ることはあっても、引きずるタイプは少なく、むしろ悪い過去は忘れやすい。
それでも、家族よりも自分を優先するところは、さすがメンヘラだと思ったし、家族での外出は諦めた。
毎週末は、自分の実家に子供を連れて行くことにした。僕も子供も、実家で過ごす時が、唯一の家族の生活を感じることができた。
自殺願望の嫁
ここまで来ても、まだ離婚のことは考えていなかった。好きなようにゲームをさせて、週末は子供も夫も家にいない自由な生活。夫が、育児を手伝ってくれないと悩んだり、休む暇がないお母さんからしたら天国じゃないか?と思っていた。
しかし、嫁が変わることはなく、僕が帰宅した時は、いつも不安定な嫁がいた。相変わらず、保育園の送迎、洗濯やご飯などの家事、仕事の疲れで、家で孤立している。なぜこんな状態になるのか嫁に聞いてみた。
僕「なぜ、いつもイライラして不機嫌なの?」
嫁「・・・」
僕「話しかけても会話にならないし、いつも何も言わないから、何を考えているか分からない。」
嫁「・・・」
僕「何か気に入らないことでもあるの?黙ってても、何も進まないよ。」
嫁「・・・」
何度、話かても返答がなく、僕の独り言が続き、ちょっとした質問が長時間に。メンヘラ女は、嫌われることをイヤがって、自分の発言に自信が持てなくなり、沈黙することが多いから、本音を相手にぶつける傾向がない。
僕「何かしたいことがあるの?辛いことがあれば教えてくれ。」
嫁「4にたい(号泣)」
僕「え?。。。(なんでだよ)」
過去、僕の実家で起きた「リスカ事件」もあったので、絶句した。僕は、泣き崩れる嫁を説得して落ち着かせた。
僕「他には?やりたいことは、何もないの?」
嫁「今、働いている会社の正社員になりたい。」
僕「子供もいるし、夢もあるなら死に急ぐ必要はないと思う。」
一旦、話は収まって、嫁はゲームを始めた。僕も普通に振舞うようにして、様子を見ることにした。
それでも家族のため
僕は、嫁から自殺願望を聞かされても、家族を守りたいと行動した。
嫁から育児と家事を巻き取るために、2017年10月末に会社を退職。フリーランスWEBデザイナーの道を進むことにした。
まあ、家族や嫁だけが理由で、フリーを目指すわけでもないが、お互いに話し合って、以下の条件で生活環境を変えた。
- 仕事だけになった分、家に入れるお金を増やすこと(食費3万から生活費7万へ変更)
- そのお金で家賃と電気代を払う事(家賃:5万5千円)
- 家事や育児は考えず、正社員になる夢を優先して頑張ること(自殺願望の回避)
- 僕の実家近くに家族で引っ越すこと(僕と子供の負担を軽減)
- フリー業が落ち着いたら、僕が生活費を全て払う。
- 仕事に行くだけ。
- 家賃と電気代の生活費を払う。
- 在宅でWEB制作の仕事。
- 食費などその他の生活費を担当
- 子供の保育園の送迎。
- 買い物、嫁の弁当や夕食、洗濯物。
- 子供と遊び、風呂、寝かしつけ。
僕は、フリーランスの仕事もうまく始まり、育児、家事、生活費をうまくコントロールしながら、引っ越しのために貯金を始めた。嫁は、家のことがすべて終わった、夜23時ごろに帰宅していた。
この時、嫁を応援して、助けるための行動にも見えるが、嫁を子供や家から、切り離す考えにも見える。嫁のために、応援する気持ちもあったが、「もう嫁はいらない」という気持ちも同時にあった。
最後の賭けだった。これで、「普通の嫁」に変わってくれたらと思っていた。しかし、嫁のゲームと引きこもりは変わらなかった。子供に対しては、少しマシになったぐらいだ。
僕「環境が変わったけど、どう?」
嫁「4にたい(号泣)」
僕「え?。。。なんで?(またかよ)」
嫁「私が帰ってきたら、全て終わってる。私いらんやん。」
僕「帰ってくる時間が遅いから、仕方がないでしょう。」
離婚することを考え始めた。
もう、子供より大変。我慢の限界やし、白旗状態。そして、僕が、子供の身の回りを担当することになってから、子供にことで、いろんな問題が起きた。
様々なトラブル
子供が保険未加入
最初は、子供の保険は、僕の社保に入っていました。子供は、僕が退職したことで、保険から外れることになります。
子供の保険は、僕の健康保険ではなく、自分の社保に子供を入れたいと嫁の主張があったため、子供の保険を嫁に任せていました。
2018年の夏。子供の虫刺されが酷く、保育園から通院するように指示もあったため、病院に連れていくことにした。
家のどこを探しても保険がない。
嫁に確認したところ、仕事に専念しすぎて忘れていたと、全く手続きをやっていなかったのだ。
約半年の間、子供の保険が放置だったのである。
ありえない、仕事よりも子供のほうが、大事なのは当たり前の話。本来は、500円で済むところ、かゆみ止めの薬だけで【7,000円】もとられた。
普通なら、500円で済む医療費が高いことにも腹が立つが、子供に関することを放置したことに激しく怒りを覚えた。
受けていない予防接種
医者から、虫刺されで病院に行った時、2歳で受けるべき予防接種もやっていないと聞いた。
病院から料金を聞いたところ、予防接種の料金が総額で20,000円。
もう母親失格と思いません?子供の予防接種ですよ?そして、子供に限らず、他にも問題が起きます。
不信感
僕の父親から借金
ある夏の時期、嫁が「今月の電気代が払えない」と僕に言ってきました。夏なので、約17,000円ほど。僕が、代わりに払って終わり。
嫁の1か月の給料は、約170,000円。他に何に使っているんだと、疑問に思った。
仮に、夏の電気代と家賃を払っても、100,000円も残る。
女は、美容でお金がいるということは知っているが、あまり美容室に行かないし、言っても安いところ。化粧品にも拘りはない。タバコやスマホ代、通勤の移動費を引いても、約70,000円は残る。
さらに、嫁は、正社員を目指すために、いつも4時間ほど残業をしていた。お金がないわけがない。
僕がある友人と飲みに行ったときのことのことを思い出した。
友達「嫁とそんな中なんや、男でもいるんちゃうかw」
僕「やめろ!いや~そんなことないと思うけどw・・・」
友達「帰り遅いんやろ?それ、ほんまに仕事なんか?」
僕「う~ん、俺は仕事と思ってるんやけどな~」
友達「バレへんようにするもんやしな。姉ちゃん!生おかわり!」
と、言われたことを思い出した。僕は、家庭内でいろいろあっても、嫁のことを信じていました。
そして、僕の祖母が、衝撃的なことを電話で教えてくれた。
「あんたとこの嫁、うちのお父さん(僕の父親)から、あんたに黙ってお金を借りてるらしいけど、まだ返してないねん。いつ返すんやろ?そんなに生活に困ってるんか?なんでも、相談しいや。」
知らなかった。
陰でコソコソと行動していたことがショックだった。俺のオヤジから、金を借りてまで、何に使うの?と思ったし、不信感しかなかった。
- 会社に泊まると、帰ってこないときもあった。
- 僕とは3年以上も〇ックスレス。
友人からの言葉もあったし、浮気している可能性もあると思った。しかし、もう僕には、探偵を雇って調査を依頼する気力すら残っていなかった。
僕は、嫁に借りていたことの事実確認をした。問題の借りた金は、自分の医療に使ったと言っていたが、もうどうでもいいし、離婚しようと思った。
嫁「秘密にすると約束したのに破ったんですね。もう信用できません。」と僕の父にライン。
父「ばあちゃんは、なんでリョウにしゃべったんや。もう信用せえへん。」と祖母にライン。
祖母「あんた、なんで言うたんよ。怒られたやないの。」と僕にライン。
メンヘラ女の必殺技「負の連鎖」
僕は、婆ちゃんが孫やひい孫の生活を心配するのは当然やし、陰で行動した嫁がすべて悪い。と告げ、連鎖は終わった。
消えた児童手当
引っ越し費用を貯金しているが、まだまだお金が足りない。そして、市役所に申請をしてから、全く手をつけていなかった「児童手当」を思い出した。3年間も放置したままなので、約50万ほど貯まっているはず。
残高は、ATMで確認したらゼロになっていた。約50万がゼロ。
自動手当を使えるのは、僕のカードを持っている嫁しかいないことから、手当が無くなっている理由について聞いたところ、仕事をサボる時、生活費、自分の医療代などと言ってきた。
いやいや、ちょっと待て。生活費?僕が、ほとんど払ってきているのに?仕事をサボる?医療代?意味が分からなかった。
児童手当は、育児のための手当。もちろん、親が使い道を決めたらいいと思うが、「手当は、〇〇に使うね、いい?」とか、普通は相談するのが夫婦だと思う。
で、少し考えたらすぐにわかった。実際に、病院にいっているし、サボっているのだろう。これは、メンヘラ女の仮病という名の虚言癖だ。
どいういう事かと言うと、メンヘラ女は、気分の浮き沈みで体調を崩したと嘘をつく。哀れな自分を見てくれと。
これは、子供の予防接種や保険は放置しておいて、仮病の虚言癖や仕事をサボるために、児童手当を使った。親として、社会人として無責任なだけ。
また、嫁の帰宅が、23時と遅かったのは、残業ではなかった。僕にいろいろ質問されたり、怒られるのが嫌で、時間を潰して帰ってきていたらしい。
最低やん。僕は、いつも残業で大変だからと思い、あまり無理はしないでねと、毎日お弁当を作ってあげていた。誰も手伝ってもらえない中、1人で仕事、育児、家事をこなしてきた。
「怒り」を通り越して、「悲しみ」しかなかった。
最後の2択
2018年8月。メンヘラ嫁は、これまでの家庭内トラブルや身内の不幸から、難民のようにやせ細り、髪もやつれ、覇気もなく、フラフラの状態だった。
こっちも我慢の限界であり、1日でも早く引っ越したい気持ちでいっぱいだった。
しかし、僕に微笑む子供の顔を見ると、この子のためにも最後まで、やれるとこまでやってみようと思いました。
出産前は、メンヘラなところもあったが、こちらさえ傷つけすぎないようすれば、まだ許容範囲で普通に明るい女の子だった。
嫁は、元の明るかった女の子に戻れるかもしれない。嫁には、離婚1択ではなく、2択で選べる方法をとった。
以下の生活スタイルを選ぶなら、離婚。
- 家族よりも自分のことだけ考えて生きていく
- 低賃金の仕事をサボりながら正社員を目指す
- 夫と子供と向き合わずにゲームばっかりの生活
- 心も体も不健康なまま無駄に医療費を使う(虚言かも?)
こっちの生活スタイルなら、離婚はなし。
- 自分のこと以外に、家族のことも考えること
- 家族のことを考えて働き方も変えていく
- ゲームばっかりではなく、家族と向き合うこと
- 心も体の健康も考えて自分の医療費を減らす
要するに、Aのパターンは、メンヘラ女のままなら離婚。一方で、Bのパターンは、メンヘラ女から、普通の女に戻るなら、継続ですよって内容。
嫁は、A:離婚パターンを選んだ。
B:継続パターンは、お子さんがいる一般家庭なら、当たり前のようにやっていると思う。メンヘラ女(嫁)は、この当たり前のことができない。
僕は、学生時代にずっと剣道をやっていたので、精神力や忍耐力は一般の男性より強いほう。それでもこの有り様。
とくに裁判はせず、養育費はいらない、会うのは条件つき、子供へのプレゼントや直の連絡はタブーなど、様々な制約を記した「離婚協議書」に、お互いがサインをした。
また、僕が再婚をする可能性がある場合、子供が元母のせいで、「古いお母さんや新しいお母さん」と、ややこしくなるため、ずっと会わない方向で、お互いに話をつけている。
2018年10月上旬。離婚届けを提出。親権は僕、父子家庭になった。
相手がどれだけ可愛くて、自分の根性がどれだけ強くて、守る気持ちがあったとしても、メンヘラ女と結婚しないほうがいい。メンヘラ女も、結婚、出産、育児、家事、仕事、全ての環境変化への対応が無理なら、安易な気持ちで恋愛しないほうがいい。
お別れ
2018年10月末。家族3人で3年間も暮らしてきたマンションは退去。
僕の父親が、車で迎えに来た。嫁は、僕、父親、子供に大号泣で言葉を詰まらせながら、「こんな嫁で、母でごめんなさい」と謝ってきた。
この涙は、どこまで本当なのだろうと思った。心を鬼にしていない。
出発した車の中で、「お母さんが泣いていた」と子供も大号泣。僕は「頑張ったけどダメだった。ごめんな」と心の中で思った。でも、子供なんで、チョコあげたら泣き止みました。
子供と新生活
新しい生活がスタートした。実家から、自転車で10分ぐらいの場所。
最初、テーブル、冷蔵庫、レンジ、コンロなど一切なかったので、本当に一からのスタート。引っ越しを初めて経験した子供は、「この家が好き」と言ってくれるようになり、大きな問題はなく、2018の年を越すことができた。
なお、離婚後は、「離婚協議書」の効力もあって、元嫁と会ってないし、連絡もとっていない。
また、元嫁は、僕が再婚に向けて動いているということもあり、子供と会えない状況になった。
子供の反応は?
別れる時は、母親からもらい泣きしていたものの、今は気にしていない様子。
子供の反応は、
- 「お父さんがいるから、ぜんぜん平気だよ」
- 「次のお母さんがきたら、もっと遊んでくれるかな?」
- 「お父さんも楽になるの?早くきてほしいね。いつくるのかな。」
- 「私やお父さんを捨てた、怪物」
- 「もう怪物の話は、どうでもいいの」
と反応している。
子供は、ずっと一緒にいればいるほど、親に感謝するものであり、たったの3年程度であれば関係ない。その人のお腹から産まれたからとか、DNAや血がどうとかはどうだっていいこと。
だから、子供とどれだけ思い出を作るかが重要であり、子供との思い出がない親は、たとえ産みの親であっても親ではありません。
お父さん、お母さんというのは概念。代役は、誰でもできます。
スマホのギャラリーには、僕と子供、僕側の家族との思い出ばかりで、子供との思い出が薄い嫁に、子供が懐かないのも当然の結果。
メンヘラ嫁との結婚する苦労が、僕の実体験から伝わりましたか?
世の男が、僕と同じようなことにならないことを願っています。