先日、このようなツイートがありました。
隣で子どもが泣き騒いでいてもスマホに夢中? それには『ある理由』がありました…👪
「事情がある親子もいます」 子どもが泣き騒いでいてもスマホを見ている理由とは https://t.co/16Q3eBpc76 @grapeejpさんから pic.twitter.com/6YpNqyfVqD
— grape (@grapeejp) August 17, 2019
記事内容が、構わないことで泣き止む子供もいるのに、理解できない大人が多いから、クールダウン中のカードを作った人がいるって話。
発達障害が重なると、パニックの頻度が高くなるとのこと。
僕も育児をしているので、騒いで無く子供に悩み、周囲の目が気になる気持ちも分かる。
僕の子供は、「癇癪(かんんしゃく)持ち」で、短気で自分の思い通りに行かなかったら大きな声で泣いて暴れる。
大きくなるにつれて、少しは落ち着いてきたが、それでも当時は苦労した。
ここで、僕なりの育児の考えについて書きます。少し気が楽になるお母さんやお父さんがいればうれしいです。
注意してくる人間は古い
電車に乗ったら、こういった人間がいると思う。
- 子供が泣いたらあやすべきだ
- 子供の声がうるさい
- 周りの目を気にしないのか?
- しつけしない情けない親だ
これは、子供を我慢させるという日本の古い教え方。だから、こういった考えを持っている人間は時代遅れと思っていい。
子供でも大人でも、感情をコントロールできないときは誰にだってあるし、なにも子供だけじゃない。
怪我や病気など危ないこと以外は、子供は好きなようにさせてあげるのが一番。
大人は、自分の環境や思考を変える力を持っているが、産まれて間もない子供は、経験不足ということもあり、そういった力は持っていない。
だから、子供が我慢するのではなく、経験豊富な大人が我慢すればよいことであり、我慢できないなら考えや環境を変えたらいい。
パニック状態の子供が側にいる親と違って、単体である大人の方が身軽なんやから、車両を変えるなりしたらいい。
なぜ、気を遣わないといけないのか?という大人に対して、逆に子供に気を遣わせるのか?と聞きたい。
大人と違って、まだまだ成長段階の子供の心は未熟なので、心の整理がうまくできないのは仕方がないこと。
何でもかんでも我慢をさせるのが教育じゃない。
常識にとらわれない
今、新幹線で後方の席の子どもが泣いてて、隣の席の女性がうるせーな、って言いながら舌打ちしたんだけど、そういう人は新幹線自由席じゃなく、車で移動すべきだ。公共交通というのは、老若男女、色んな人が乗るもの。公共圏は、我々が当事者意識と寛容によって生み出すものだと思う。
— 駒崎弘樹 ( Hiroki Komazaki )@病児保育入会受付中 (@Hiroki_Komazaki) January 5, 2014
フローレンス駒崎さんの話題になったツイートです。育児に奮闘している親からしたら激しく同意する方が多いと思います。
それは逆の事も言えるという反論もありましたが、何しでかすか分からない子供を乗せて運転に集中できるわけがないだろうに。
子供が泣くのは、マナー違反でもなんでもない。
いっぱい経験してきた大人と違って、余裕もないし、説明しても理解できないことだってある。
泣いて、子供なりに考え方を変えて、強く成長していったらいいと思う。
「電車では静かにするのがマナー」という誰が決めたか分からない常識にとらわれないことが大事。海外では、こんなの当たり前じゃない。
こういう事を言うと、日本と海外の文化は違うだろと言う人もいる。
じゃあ、あんたなんで洋服を着てるの?海外の文化でしょ?日本の文化っていうなら、着物やら袴やら着て歩けよって話。
何も電車の中でやらなくていいでしょって内容は、マナー違反でもありアホだと思う。
ニンニク臭が凄い酔っ払いのおっさんが、電車で隣の姉ちゃんに寄り添って、いびきをかいて寝る方が、よっぽどマナー違反。
でも、誰もおっさんに言わないでしょ?で、子供や母親には言うやん。性別や年齢的に弱いとか、言いやすいとか。
日本は、海外の文化を取り入れ、その海外も日本の文化を取り入れたり、もはや日本の文化だの、昔からこうしてきたなどは、古い人間が言うことで、ただの老害。
そもそも、電車の中でなんで静かにしないといけないの?誰が決めたの?ここ病院の待合室じゃないよな?って思う。
静かにするのがマナー?それを言うなら、妊婦や年寄りに優先座席を譲るマナーはどれだけ守ってるんですかね?
静かにするマナーは守ってて、優先座席は譲らない、危険な駆け込み乗車などなどマナーなんて守ってない奴ばっかですよ。
これは、誰が決めたか分からないマナーではなく、各鉄道会社が席も設けて、視覚的に分かりやすいようにお願いしていることですよ。
他人の迷惑?迷惑かどうかなんて、周囲の人それぞれでしょ。気になる奴もいれば、気にならない人だっている。
気になるなら、車両を変えるなど自分の環境を変えたらいい。
子供が我慢できずに泣いているのを、大人も子供のように我慢できないって言ってるだけであり、そんなこともできない大人なんて、何やってもダメでしょう。
「うるさい」に対し、「子供に我慢しろっていうなら、子供よりも大人であるおまえも我慢したら?」って言うね。
私は、あなたをうるさいとは思ってないんで、俺らをうるさいと思うなら静かな車両に移動すればいいやんって精神でいるといいと思う。
そして、立派な大人なんだろ?泣いてる子供と困っている親に対して、もっと心を広くして、気にしなくていいですよって思えよって感じる。
そもそも、幼児ではなく乳児の泣きに、舌打ちしている人間なんて、ろくに子育てしていないやつばっかりだから、なおさら気にする必要ない。
育児をしていない人間は、責任をもって子育てしたら、同じ側になると思う。
子供に目標を持たせる
ある程度、子供と意思疎通ができることが条件になってくるが、言い方も大事だと思う。
泣きわめく子供に対して、「うるさい」、「電車では静かにしろ」と言ったところで、理解できなかったり逆効果になる。
「泣き止んだら、美味しいアイスでも食べようか」と優しく伝えてみるの1つの方法。
ここで、子供の中で、「早く泣き止んだら、アイスが食べれる」という目標ができる。
大人は、自分で目標を作れるけど、小さな子供には難しい場合もあり、親が目標作りのサポートをあげる方法。
これは、泣いた時に限らず、いろんな場面で活用できる。
例えば、僕の子供は、数字や文字の勉強を毎日している。1日1回、教育系アプリで勉強したら、新しいゲームを落としてあげる約束をしている。
子供は、「面白いゲームをやりたい」を目標に勉強を始め、よく分かってなかった数字や文字を少しずつ理解し始めた。
他には、〇〇をうまくできなかったとき、すぐに投げ出さずにうまくできるように練習したら、公園やプールに連れて行ってやるなど、いろいろと活用している。
おやつを食べたり、遊び場に行くなどを当たり前とせず、子供にとって1つの目標として利用している。
子供が失敗したり、すぐに諦めて投げ出したりするときに、子供にとって楽しいことを有効活用することで回避できる。
「失敗は成功のもと」と子供に伝えたところで理解できない。
叱ったり宥めたりしても同じことの繰り返しになるので、マイナスな状況がプラスになるように、子供なりに切り替えて成長してもらえるように、親がサポートする必要もあると思います。
育児は胸をはってするべき
親として子供に期待も寄せるが、同時に不安も出てくる。
・いつまでも元気にこの子を育てることができるだろうか
・自分が見ていない間、大きな事件や事故に巻き込まれないだろうか
そんな不安とも向き合いつつ、少子高齢化の時代で、新しい未来を育てるということは、いい事なのは当たり前の話。
僕らの老後は、今の子供達が支えることになるんだから、迷惑と思わずにもっと大事にしてあげる必要がある。
だから、肩身が狭い思いで育てるのではなく、未来の若者を育ててるんだから、もっとどうどうと胸を張るべき。
育児を頑張るお母さんやお父さん、一生懸命に成長しようとする子供は、周囲の目に負けず頑張ってほしいと思う。
子供の泣く声がうるさいと思う大人は、親を白い目で見るのではなく、子がいる親と違って身軽なんやから、自分の環境を変えるなど工夫してほしい。